毎日当たり前におこなっているシャンプーですが、やり方を誤ると頭皮の乾燥を招くことをご存じでしたか?
頭皮の乾燥は髪にも悪影響を及ぼすため、正しいシャンプーのやり方と乾かし方を知ることが大切です。
ここでは、頭皮が乾燥しない正しいシャンプーの方法と、誤ったシャンプーによる影響について解説していきます。
頭皮の乾燥を防ぐ正しい洗い方と乾かし方
頭皮のうるおいを守るには、適切なシャンプー選び、正しい洗い方と乾かし方を実践する必要があります。
頭皮の乾燥を防ぐために、今までのシャンプーを見直しましょう。
頭皮のうるおいを守るシャンプー選び
シャンプーで頭皮のうるおいを守るには、低刺激性のアミノ酸系や天然由来成分を配合したもの、保湿成分を配合したものがおすすめです。
頭皮の皮脂をほどよく残しながら洗えるため、頭皮の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
市販の安価なシャンプーは、高級アルコール系の洗浄成分を使用しています。
高級アルコール系とは界面活性剤のことで、ラウリル硫酸、ラウレス硫酸といった名称の成分が目印です。
高級アルコール系は洗浄力が高く、過剰な皮脂やスタイリング剤をしっかり落とすメリットがあります。
しかし、頭皮のうるおいを守る皮脂まで洗い流してしまうため、頭皮の水分が蒸発しやすくなるのです。
また、シリコンは頭皮の毛穴に詰まりやすいので、頭皮の乾燥を防ぐにはノンシリコンを選ぶといいでしょう。
頭皮の乾燥を防ぐ正しい洗い方
頭皮にやさしいシャンプーを選ぶとともに、洗い方を見直すことも必要です。
正しい頭皮の洗い方は、以下のポイントが挙げられます。
髪をブラッシングする
シャンプーの前にブラッシングして、頭皮の汚れやホコリを軽く落としましょう。
髪の絡まりもほぐれるので、シャンプー中に髪が切れることも防げます。
ぬるま湯で予洗い
シャンプーで洗う前にぬるま湯で予洗いすることで、髪の汚れとホコリの大半を洗い流されます。
ただし、お湯が熱すぎるとかえって頭皮が乾燥するので、40度前後のぬるま湯で予洗いすることが重要です。
頭皮をマッサージしながら洗う
シャンプーを手のひらにとり、しっかりと泡立ててから頭に乗せます。
シャンプーは頭皮の皮脂や汚れを落とすのが本来の目的なので、指の腹を使って頭皮全体を揉むようにしっかり洗いましょう。
また、「生え際・側頭部・もみあげ・後頭部・耳の後ろ・首筋」は洗い残ししやすい部分なので、忘れずに洗うことが大切です。
しっかりすすぐ
シャンプーのすすぎ残しは、頭皮の乾燥やトラブルの原因になります。
そのため、すすぎは3分を目安に、すみずみまでしっかりすすぎましょう。
首の後ろや襟足はすすぎ残ししやすいので、最後にもう一度すすげば完璧です。
コンディショナーの正しいやり方
シャンプー後のコンディショナーは、髪が傷みやすい中間から毛先にかけてつけることがポイントです。
コンディショナーは頭皮につけても問題ありませんが、シャンプーと同様にしっかりすすぎましょう。
頭皮を乾燥させない乾かし方
頭皮の乾燥を防いで乾かす方法は、以下のポイントがあります。
タオルドライで時間短縮
ドライヤーを使う時間を短縮するために、しっかりタオルドライをすることが重要です。
タオルドライが十分にできていれば、ドライヤーによる熱のダメージを最小限に抑えることができます。
また、お風呂上りにバスタオルを頭に包む場合、そのままにせずに早めに乾かしましょう。
ドライヤーは根本から毛先へ
ドライヤーをかける際は、髪から20センチほど離した状態で、髪の根元から毛先の順番に乾かしましょう。
髪の根元に風が届くように、指を動かしながらドライヤーをかけるのがコツです。
根本が半乾きになったら、毛先にかけてドライヤーをかけます。
ただし、完璧に乾かすと頭皮と髪が乾燥するので、8割程度にとどめましょう。
最後は冷風でブロー
熱風で8割程度乾いたら、最後に冷風でブローしましょう。
乾きが不十分な場合は冷たく感じるので、再度熱風で乾かす目安になります。
また、冷風のブローによって髪にツヤがうまれ、髪のまとまりがよくなるメリットもあります。
誤った洗い方と乾かし方は頭皮や髪に悪影響を与える
洗い方と乾かし方を誤ることによる、頭皮と髪への影響を再度確認していきます。
頭皮の乾燥を招く洗い方と乾かし方
頭皮が乾燥する誤った洗い方は、1日に2回以上シャンプーする、シャワーの温度が高い、すすぎ残し、長時間のドライヤーです。
汗をかくたびにシャンプーをしたい気分になりますが、何回もシャンプーをすると頭皮の皮脂が落ち、かえって頭皮が乾燥します。
シャンプーは1日1回にとどめ、頭皮のうるおいをキープしましょう。
また、シャワーの温度が高いと皮脂が落ちやすく、すすぎ残しは頭皮のトラブルの原因になるので注意が必要です。
また、ドライヤーから出る熱風は100℃近くになるため、長時間乾かしたり、ドライヤーを近付けすぎたりすると、頭皮がやけどに近い状態になります。
先に述べたように、ドライヤーは髪から20センチ以上離すこと、8割を目途にとどめることを心がけましょう。
自然乾燥は頭皮と髪の乾燥を招く
ドライヤーは使い方によって頭皮が乾燥するリスクがある一方、自然乾燥は頭皮と髪に悪影響を及ぼします。
頭皮には常在菌があり、濡れ髪を放置すると常在菌が異常繁殖します。
頭皮のターンオーバーが早くなり、頭皮の乾燥やかゆみ、フケが増えるなどの悪影響を及ぼすのです。
また、髪のキューティクルは濡れると開く性質があり、濡れた髪同士が擦れて傷んだり、寝ぐせが付きやすくなったりします。
自然乾燥は頭皮と髪に悪影響、ドライヤーで手早く乾かしましょう。
頭皮が乾燥するとどうなる?
頭皮が乾燥すると、かゆみやフケ、頭皮のつっぱり、髪のパサつき、抜け毛や薄毛などの原因になります。
なぜ頭皮の乾燥がこれほどまでに悪影響を及ぼすのかというと、頭皮の血行が悪くなり、毛細血管に栄養が行き渡らなくなるためです。
栄養不足で健康な髪が育たず、新しい髪がやせたり、抜けやすくなったり、最悪の場合は薄毛になったりする可能性もあります。
頭皮の乾燥対策はヒアルロン酸配合の育毛剤がおすすめ
頭皮の乾燥対策を紹介しましたが、頭皮の乾燥が気になる方は育毛剤で頭皮をケアする方法をおすすめします。
育毛剤はたくさんの種類がありますが、頭皮の乾燥には保湿成分を配合したタイプが最適です。
おすすめしたい育毛剤のfa:saは、化粧品にも使われている保湿成分のヒアルロン酸を配合しています。
ヒアルロン酸と育毛の有効成分を針状に結晶化することで、針がゆっくり溶ける段階で頭皮の角質層まで成分が浸透します。
頭皮にうるおいを与えながら、育毛の有効成分で太く健康な髪が育つ頭皮環境に導いてくれるのです。
まとめ
頭皮の乾燥を防ぐためには、正しいシャンプー選び、正しい洗い方と乾かし方があります。
シャンプーは低刺激性のシャンプーを使うこと、洗う際は予洗いと頭皮をマッサージするように揉みながら洗うことが重要なポイントです。
ドライヤーは高温の温風を使うため、タオルドライをしっかりおこない、8割程度を目安に短時間で乾かしましょう。
頭皮の乾燥は抜け毛や薄毛の原因になるので、育毛剤で頭皮をしっかりケアすることをおすすめします。
fa:sa(ファーサ)はヒアルロン酸で頭皮にしっかりうるおいを与えながら、育毛の有効成分で太く健康な髪が育つ頭皮環境に変わります。
正しい洗い方と乾かし方を実践するとともに、スペシャルケアとしてfa:sa(ファーサ)を取り入れてみてはいかがでしょうか?