「若い頃よりも髪のボリュームが減った」「ハリやコシがなくなった」、と感じたことはありませんか?
女性は年齢を重ねると、髪が細くなったり、髪質が以前よりも変わったりするのです。
しかし、なぜ年齢とともに髪が細くなるのか、髪をもとの太さに戻す方法はあるのか、今すぐに知りたい女性も多いでしょう。
ここでは、髪が細くなるさまざまな原因と、食事とヘアケアで髪を太くする方法について解説していきます。
髪が細くなる原因とは?
髪が細くなるさまざまな原因と、そのメカニズムを紹介します。
加齢
冒頭で紹介した通り、加齢は髪が細くなる大きな原因です。
年齢とともに毛細血管が老化し、髪の成長に必要な栄養が不足してしまいます。
髪が十分に成長できなくなると、髪が細くなり、全体気にボリュームも減っていくのです。
また、年齢は髪を細くするだけでなく、髪が成長するサイクルも短くさせる要因です。
本来は1つの毛穴から何本も髪が伸びるのですが、加齢により本数が減り、地肌が見えるほどにボリュームが減ってしまうのです。
さらに加えて、髪を作る毛母細胞の働きは年齢とともに弱くなり、髪内部の成分やキューティクルの枚数が少なくなります。
ハリやコシが低下するうえに、皮脂の分泌も減ることで髪がパサつきやすくなるのです。
年齢を重ねると髪の細さとボリュームの低下を実感するのは、加齢が大きな原因ということが分かるでしょう。
ストレス
髪が細くなる原因において、ストレスは加齢と肩を並べるといっても過言ではありません。
ストレスによる緊張で血管が収縮するうえに、自律神経のバランスも乱します。
頭皮の血行不良から髪の成長が阻害され、髪が次第に細くなるのです。
また、ストレスは白髪や抜け毛が増える原因の1つといわれており、髪にとって悪影響を及ぼす大きな要因といえるでしょう。
栄養の偏り
外食や脂っこい食べ物が好きという方は、血液がドロドロになっているかもしれません。
ドロドロの血液は血管内の流れが悪くなるため、頭皮の血行不良を招き、髪が細くなるのです。
また、特定のものしか食べない過度なダイエットや、肉ばかり食べるといった方も注意が必要です。
髪の原料になるタンパク質やミネラル、血行を良くするビタミンなどが不足し、髪が十分に成長できずに細くなります。
カラーやパーマの影響
薬剤を使うカラーやパーマを頻繁におこなうと、髪や頭皮に大きな負担になります。
カラーやパーマをくり返すことで、髪を作るタンパク質のケラチンが流出するのです。
髪自体が弱くなるような大きなダメージを受けることで、髪が細くなったり、ハリやコシがなくなります。
ホルモンバランスの乱れ
女性は年齢とともにエストロゲンの分泌が徐々に減っていき、ホルモンバランスが乱れがちになります。
エストロゲンは、髪の生え変わるヘアサイクルを整えたり、ツヤのある健康な髪を育てたりする働きがあります。
エストロゲンの減少でヘアサイクルが乱れ、髪が成長する期間が短くなるうえに、成長速度が遅くなることで髪が細くなるのです。
ホルモンバランスの乱れで髪が細くなるのは、個人差はありますが、40代以降から見られるようになります。
テストステロンの影響
テストステロンとは男性ホルモンのことで、男性にも女性にも存在するホルモンです。
テストステロンは体毛やヒゲが濃くなる一方、髪を細くしたり、薄毛になったりする働きを持っています。
ホルモンバランスが乱れる更年期は、エストロゲンが減少する反面、テストステロンの分泌が増えます。
つまり、テストステロンの影響により、髪が細くなる可能性もあるのです。
髪を太くしたいなら食事を変えよう!
髪の太さは遺伝的要素があり、生まれつきの太さ以上に髪が太くなることはありません。
しかし、以前よりも細くなった髪は、もとの太さに戻すことは可能です。
細くなった髪を太くするには、今までの食生活を見直す必要があります。
そこで、髪を太くする栄養素と、おすすめの食べ物を見ていきましょう。
髪を太くする栄養素
髪の原料になるタンパク質、髪に栄養素を運ぶ亜鉛は、髪を太くする必須の栄養素です。
亜鉛などのミネラルは髪の毛を作る毛母細胞が増え、髪が細くなる原因のテストステロンを抑制してくれます。
そして、ビタミンAやビタミンBは、頭皮の血行を促進して頭皮環境を整える、髪の原料になるタンパク質のケラチンの生成をサポートする働きがあります。
ケラチンを構成する、アミノ酸も髪に欠かせない栄養素の1つです。
髪が健康になるおすすめの食べ物
髪を太くする栄養素が多く含まれる、おすすめの食べ物を紹介します。
- 卵
- 大豆製品
- 牡蠣
- サーモンやマグロ、イワシ、サバなどの脂肪が多い魚
- アーモンド、クルミなどのナッツ類
- ワカメやヒジキなどの海藻類
- キャベツ、ホウレンソウ、ニンジン、カボチャ
良質なタンパク質を含む卵や魚、ビタミンB群やミネラルを含むナッツ類、ビタミンAとBが多い緑黄色野菜などは、毎日の食事でこまめにとりましょう。
髪を太くする食事のコツ
髪を太くする栄養素を含む食べ物は、ひとつの食材に偏るのではなく、さまざまな食材を食べることが大切です。
タンパク質や肉、魚、野菜、海藻と、多くの食材を食べると栄養バランスが良くなります。
自炊するのが難しい場合は、油が控えめの和食を選ぶといいでしょう。
また、どんなにバランスがいい食事でも食べすぎは避けること、過度の飲酒は控えることも大切です。
髪を太くするヘアケア方法
食生活とともにヘアケアを見直すことで、太く健康な髪が成長します。
シャンプーと育毛剤を使った、髪を太くするヘアケア方法は次の通りです。
シャンプーを変える
髪を太く育てるには、ノンシリコン、適度な洗浄力のアミノ酸系、育毛の有効成分を配合したものがおすすめです。
市販の安価なシャンプーは洗浄力が強すぎるうえに、髪をコーティングして指通りをよくするシリコンなどの化学成分が含まれています。
頭皮に必要な皮脂まで洗い流されて乾燥する、化学成分が毛穴に詰まるなど、頭皮環境を悪化させる可能性があるのです。
髪を太くするなら、ノンシリコンのシャンプーを選んだ方がいいでしょう。
また、アミノ酸系のシャンプーは頭皮に必要な皮脂が残るので、頭皮を乾燥や紫外線から守ってくれます。
アミノ酸系の洗浄成分は、ココアンホ、ココイル系、ラウロイル系などです。
育毛の有効成分を配合したシャンプーは、男性なら過剰な皮脂を落とすタイプ、女性は頭皮の保湿やボリュームアップ効果があるタイプがおすすめです。
育毛シャンプーは男性向けと女性向けに分かれているので、間違えないように注意しましょう。
育毛剤で頭皮に栄養を与える
頭皮の血行を改善させ、髪に必要な栄養を与える育毛剤は、髪を太くする効果的なケア方法です。
頭皮に直接栄養を与えることで頭皮環境が整い、太く健康な髪が育つようになります。
育毛剤を選ぶ際は、血行促進効果や毛母細胞を活性化する成分が入ったものがベストです。
一方、発毛剤は、髪が生えなくなった場所から、新しい髪を生やすものです。
髪を太くしたい、ボリュームアップしたいという場合は、今生えている髪に働きかける育毛剤が適しています。
育毛剤を選ぶならfa:saがおすすめ!
数ある育毛剤で特におすすめしたいのは、育毛の有効成分と保湿成分を配合した「fa:sa」です。
fa:sa(ファーサ)は育毛の有効成分を針状に結晶化したスキャルプパッチと、育毛トニックをダブルで使う新しい育毛剤です。
角質層まで成分がしっかり浸透することで、頭皮が柔らかく、うるおいに満ちることで、正常なヘアサイクルに導いてくれます。
細くなった髪が成長できる頭皮環境に整うことで、かつての髪の太さを取り戻す効果が期待できるのです。
まとめ
髪が細くなる原因は、加齢やストレス、食生活、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が絡み合って起こります。
髪を太くするには食生活とシャンプーを変えること、頭皮に栄養を与えられる育毛剤のケアが効果的です。
食生活を変える際は、髪にいい栄養素を含む食べ物を積極的にとるだけでなく、栄養バランスも重視しましょう。
安価なシャンプーを使っている方は、アミノ酸系やノンシリコン、育毛シャンプーに変えることをおすすめします。
そして、育毛剤は頭皮に直接栄養を与え、血行改善により頭皮環境を健康にする効果が期待できます。
細くなった髪を太くするには、育毛の有効成分と保湿成分が頭皮にしっかり浸透するfa:sa(ファーサ)を使うと効果的です。
髪が細くなり、ボリュームの低下を感じたら、fa:sa(ファーサ)で頭皮をケアしてあげましょう。