ヘアカラーや白髪染めなど、髪を染める行為は多かれ少なかれ髪にダメージを与えます。
ヘアカラーによるダメージは、抜け毛にまで発展するのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
しかし、白髪染めなどは急に止めるのが難しいため、抜け毛を防ぐケアを実践することが大切です。
今回は、ヘアカラーと抜け毛の関係性、抜け毛を防ぐヘアケアのコツ、抜け毛が起きるおもな原因について解説していきます。
そもそもヘアカラーで抜け毛になるの?
結論からいうと、ヘアカラーが抜け毛の直接的な原因とはなりません。
ただし、抜け毛が起きやすい環境になることは事実です。
カラー剤や脱色剤は刺激が強いため、ヘアカラーや白髪染めをくり返し行なうと、ダメージによって髪が傷んだり抜けたりする可能性も否定できません。
カラー剤が抜け毛につながると考えられるケースは、頭皮に付着したケースです。
カラー剤を洗い流しても、頭皮や髪にダメージが蓄積されます。
頭皮の乾燥と、それにともなう皮脂の過剰な分泌で、頭皮環境が悪化して抜け毛になる可能性があります。
特に、明るい髪色に欠かせない脱色剤は、過酸化水素やアンモニウム、エタノールなどの刺激が強い成分が含まれています。
場合によっては刺激性接触皮膚炎やアレルギー性の炎症が起こり、頭皮の乾燥や抜け毛が起こる可能性も考えられるでしょう。
ヘアカラーの抜け毛を防ぐ3つの方法
髪色は印象を大きく左右するため、こまめにヘアカラーをする方も多いでしょう。
ヘアカラーによる抜け毛を防ぐために、次に挙げる方法を実践しましょう。
低刺激のヘアカラーで染める
一般的なヘアカラーはアルカリ性で、キューティクルを開き、髪の内部に染料を浸透させることで髪を染めあげます。
色持ちがいい反面、頭皮と髪にダメージが残り、切れ毛や抜け毛につながります。
ヘアカラーで髪が傷んでいる方は、以下のような刺激の少ないカラー剤を選ぶといいでしょう。
オーガニックカラー | オーガニック成分が入ったカラー剤で、臭いや刺激が少なく頭皮と髪にやさしい |
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ヘナ | ミソハギ科の植物でできたカラー剤で白髪染めに使われる |
ヘアマニキュア | 髪表面のキューティクルに着色するタイプ、頭皮へのダメージは少なめ |
また、市販のヘアカラーは髪質を問わず染まるように、ダメージにつながる刺激が強い成分が多く含まれています。
ヘアカラーをすると頭皮が痛い、ヒリヒリするといった頭皮が弱い方は、市販品ではなく美容院で染めてもらいましょう。
美容院で使っているカラー剤は、市販品とは成分が異なるため、ダメージを最小限に抑えられます。
カラーとパーマを同時にしない
パーマ液は皮膚への刺激が強く、頭皮が傷んで抜け毛が起きやすくなります。
カラーとパーマを両方やりたい場合、2つを同時にやると頭皮と髪は大きなダメージを受けかねません。
近年では低刺激のパーマ液も登場していますが、ダメージがゼロになることは考えにくいのです。
そのため、カラーかパーマのどちらかを先に行ない、髪の毛になじむまで2週間程度はあけてから2つめをやるのがベストです。
頭皮にやさしいシャンプーを使う
市販の高級アルコール系の洗浄力が強いシャンプーは、ヘアカラーの色落ちや、カラー剤で傷んだ頭皮が悪化する原因になります。
高級アルコール系シャンプーは、ドラッグストアなので安く販売されているものが該当します。
なお、一般的なアルカリ性のヘアカラーをすると、髪の毛と頭皮やアルカリ性に傾きます。
本来の弱酸性に戻すまでの1週間程度は、アミノ酸系などの低刺激性のシャンプーを使いましょう。
カラーの色持ちも良くなり、頭皮のダメージも回復しやすくなります。
育毛剤で頭皮を健康にする
育毛剤は髪を生やすためだけでなく、健康な頭皮ケアも可能です。
コスメディ製薬の育毛剤「fa:sa(ファーサ)」は、育毛に有効成分やヒアルロン酸などをマイクロニードル技術で針状に結晶化した新しい育毛剤です。
マイクロニードルが頭皮で溶けることで、角質層まで成分が行き渡り、健康な頭皮環境へ導いてくれます。
脱毛抑制の成分も配合しているため、抜け毛効果が期待できるでしょう。
また、fa:sa(ファーサ)を使う際に、頭皮をマッサージすると血行が促進され、髪の成長に必要な栄養が行き渡ります。
抜け毛が起きにくくなる健康な髪が育つため、ヘアカラー後のヘアケアとして取り入れるのがおすすめです。
ただし、頭皮がカラー剤で炎症を起こしている場合、頭皮の状態が落ち着いてから使いましょう。
ヘアカラーだけじゃない!抜け毛が起きる原因を知っておこう
ヘアカラーは抜け毛の1つの原因ですが、抜け毛が増えたと感じた場合、生活習慣の乱れによる影響かもしれません。
睡眠不足、ストレス、食生活の乱れ、喫煙、ホルモンバランスの乱れなど、抜け毛につながる原因は多岐に渡ります。
すべての原因に共通しているのは、「血行不良」を起こすことです。血行不良になると髪が成長する栄養が行き渡らず、髪が細くなったり抜けたりするのです。
これらの生活習慣の乱れを正し、健康的な生活を送って健康な髪を育てましょう。
また、加齢によるホルモンバランスの乱れによって髪質が変化し、髪が細くなったり抜けやすくなったりする場合があります。
fa:sa(ファーサ)は髪が十分に育つヘアサイクルの働きを整えてくれるため、細くなった髪も徐々に元の太さを取り戻せるでしょう。
まとめ
ヘアカラーは抜け毛の根本的な原因とは言えません。
しかし、カラー剤で頭皮がダメージを受けることで、抜け毛が起きることは十分あり得ます。
ヘアカラーが原因の抜け毛を防ぐには、刺激が少ないカラー剤を使うこと、頭皮にやさしいシャンプーを使うこと、育毛剤で頭皮をケアすることです。
市販のカラー剤は頭皮に刺激を与える成分が多いため、なるべく美容院で染めてもらいましょう。
そして、抜け毛の原因は生活習慣も影響しているため、生活習慣の見直しも欠かせません。
抜け毛の根本的が原因である血行不良は、血行促進成分を配合した育毛剤と頭皮マッサージでケアしてあげましょう。
ヘアカラーのダメージにも負けない健康な髪を、ぜひfa:sa(ファーサ)で育ててみてはいかがでしょうか?