乾燥で毛穴が開くのはナゼ？乾燥以外の原因と肌タイプ別の毛穴ケア

ハリ低下とキメの乱れ

肌の水分が満ちていることは、肌のハリと弾力を生む重要な要素です。
そもそも乾燥肌は肌の水分量が低下した状態であり、ハリが低下して毛穴が目立ってしまうのです。
乾燥で肌表面のキメが乱れ、肌の透明感がなくなって毛穴が悪目立ちすることもあります。

ターンオーバーの乱れ

肌の水分は、細胞が生まれ変わるターンオーバーの働きに欠かせません。
ターンオーバーが滞ると毛穴の出口がふさがってしまい、古い角質と皮脂が毛穴に詰まって毛穴を押し広げてしまうのです。

インナードライ

インナードライとは、肌の表面は皮脂でベタついているのに、内部が乾燥した肌のことです。
これは乾燥した肌が水分を守ろうとして、皮脂を過剰に分泌した状態を指します。
頬は乾燥するのにTゾーンがテカる、メイクが崩れやすいといった傾向があります。
インナードライは皮脂の分泌量が多いため、黒ずみ毛穴や、乾燥による毛穴の開きが併発することもあります。

オイリー肌

オイリー肌の方は皮脂腺が大きく、過剰に皮脂が分泌されることで毛穴が開きやすい状態にあります。
過剰な皮脂で毛穴が詰まることで広がり、ブツブツとした毛穴になるのが特徴です。

また、皮脂が酸化すると肌を刺激し、頬に赤みがでることもあります。
角栓による黒ずみも起きやすいため、皮脂のコントロールが必要になります。

加齢

加齢で肌が乾燥しやすくなるうえに、肌の弾力を生むコラーゲンやエラスチンが減っていきます。
頬がたるむことで毛穴が「しずく状」にたるむのが、加齢の証拠といえるでしょう。
また、肌の乾燥とターンオーバーの乱れも併発しやすいため、十分な保湿とハリを与えるエイジングケアが必要です。

乾燥肌＆インナードライは保湿がマスト

どちらの肌タイプも、乾燥が原因で毛穴が目立っている状態です。
スキンケアで保湿を重視することで、肌にうるおいを与え、皮脂の分泌をコントロールできます。

乾燥肌の方は、低刺激の洗顔料を使い、セラミドなどの高保湿成分を肌に与えると効果的です。
最後に油分を含んだ乳液やクリームで、水分を逃さないようにフタをしましょう。
洗顔の際は肌を擦らないこと、40度以下のぬるま湯ですすぐのがポイントです。

また、肌の状態に応じて、シートマスクで集中保湿すると毛穴がより目立たなくなるでしょう。

オイリー肌は洗顔＆スキンケアの見直しを

オイリー肌の方は、洗顔で余分な皮脂を落とすことが基本のケアです。
そこで、余分な皮脂をしっかり落とせる、洗顔の手順を紹介します。

• 洗顔料をTゾーンに乗せ、小さい円を描くようにして洗う
• 頬は洗顔料を広げるイメージで、手早く洗う

皮脂の多いTゾーンから先に洗うことで、頬の乾燥が防げます。
また、角栓やざらつきが気になる場合、酵素やクレイの洗顔料を使うのがおすすめです。
角栓は皮脂と古い角質が混ざって固まったもので、一般的な洗顔料では落としきれないためです。
ただし、洗浄力が強いこともあり、乾燥を防ぐために週1回程度にとどめましょう。

オイリー肌といっても、保湿しないと帰って皮脂の分泌が増えてしまいます。
洗顔後は化粧水と乳液で、基本的なスキンケアを行ないましょう。
また、毛穴の引き締め効果のある収れん化粧水、皮脂の分泌量をコントロールできるビタミンC誘導体がオイリー肌の毛穴ケアに効果的です。

また、皮脂は食べ物も影響するため、油っこい食べ物や甘いもの、炭水化物などを食べすぎないようにしましょう。

加齢によるたるみ毛穴は保湿＋ハリのケア

加齢によるたるみ毛穴は、肌にハリと弾力を与えるエイジングケアを行ないましょう。
コラーゲンの生成を助けるビタミンC、ターンオーバーを正常にするレチノール、高保湿成分のヒアルロン酸などが効果的です。

また、2種類のヒアルロン酸とレチノール、ヒト型セラミドを配合した、コスメディ製薬の「ダーマフィラープレミア」はたるみ毛穴対策に効果的です。
エイジングケア成分を独自の技術で針状に結晶化したパックで、年齢肌が気になる部分に貼るだけの簡単ケアが可能。
肌の奥まで成分が浸透し、内側からふっくらとした肌へと導いてくれます。

頬のたるみ毛穴だけでなく、ほうれい線、目元の乾燥小じわ、くすみの解消に効果的です。
たるみ毛穴や乾燥による毛穴の開きが気になる方は、ぜひダーマフィラープレミアをお試しください。