唇がカサカサに乾燥する、皮がむける、口角が切れるといった唇に悩む方も多いでしょう。
これらの唇の症状は、「ビタミン不足」が原因ということをご存じでしたか?
しかし、なぜビタミンが唇と関わりが深いのか、なぜビタミン不足が起こるのか、気になる方も多いはずです。
こちらでは、ビタミンが唇にもたらす働きと必要なビタミンの種類、効果的なビタミンのとり方について解説します。
唇に必要な栄養は「ビタミン」
ビタミン不足による唇の症状、唇に必要なビタミンとその働きを紹介します。
ビタミン不足になる原因も含め、ビタミンと唇の関係性について見ていきましょう。
ビタミン不足で起こる唇の症状
ビタミンが不足すると、唇の荒れ、乾燥、皮むけ、唇の端が切れる口角炎といった症状が起こります。
なぜビタミン不足が唇に悪影響を及ぼすのかというと、ビタミンが皮膚や粘膜を正常に維持する働きがあるためです。
また、唇には皮膚にある皮脂腺と汗腺がなく、うるおいを保ちにくいうえに、外部の刺激を受けやすい性質があります。
加えて、食事や会話で唇をよく動かす、唇をなめたり拭いたりする行為も唇にとって刺激になります。
もともと荒れやすい唇にビタミン不足が重なることで、深刻な唇のトラブルにつながるのです。
唇に必要なビタミンとは?
唇に必要なビタミンとその働き、不足した場合の症状は次の通りです。
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚と粘膜を正常に保ち、免疫力を高める働きがあります。
ビタミンAが不足すると、唇の乾燥や肌のかゆみ、ドライアイなど、さまざま影響を及ぼします。
ビタミンB2、B6
ビタミンB2とB6には、粘膜の修復、細菌の抵抗力を上げる、皮膚の代謝を高めるといった働きがあります。
健康な唇に欠かせないビタミンのため、ほとんどの唇のトラブルに直結するといっても過言ではないでしょう。
また、ビタミンB2はB6を活性化する働きにより、B2が不足するとB6も不足するので注意が必要です。
ビタミンC
ビタミンCは、ストレスの抵抗力を高める働きや免疫力の向上、老化の原因になる活性酸素を除去する働きがあります。
口角炎や口内炎の原因となるストレスの影響をやわらげるだけでなく、アンチエイジングにもつながる重要な栄養素です。
ビタミンが不足する原因
ビタミンは肉や魚介類、卵、野菜や豆類、果物、乳製品など、さまざまな食べ物に含まれています。
そのため、偏った食生活をすると必然的にビタミン不足に陥るため、バランスを重視することが大切です。
また、過度なダイエット、飲酒や喫煙、疲労やストレスで、ビタミンが消費されたり吸収が阻害されたりするので注意が必要です。
せっかく食事に気を使っていても、生活習慣が原因でビタミン不足になる場合もあります。
健康な唇になれる効果的なケア方法
唇に必要なビタミンを食事でとるだけでなく、リップクリームなどのケアも必要です。
そこで、健康な唇を取り戻せる、効果的なケア方法を紹介します。
食べ物でビタミンをとる
唇に必要なビタミンが豊富に含まれている、おすすめの食べ物は次のものが挙げられます。
- ビタミンA…レバー、うなぎ、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃなど
- ビタミンB2…豚肉、うなぎ、納豆、卵、玄米、ほうれんそう、牛乳など
- ビタミンB6…レバー、まぐろ、かつお、鮭、鶏ささみ、バナナ、玄米など
- ビタミンC…パプリカ、ブロッコリー、キウイ、いちごなど
特にレバーとうなぎは栄養素が豊富なので、定期的にとることをおすすめします。
ただし、同じものだけを食べるのではなくバランスを重視すること、暴飲暴食を避けることが大切です。
リップクリームで保湿・紫外線ケア
リップクリームは乾燥を防ぐ保湿効果だけでなく、紫外線の刺激から唇を守るために必要です。
紫外線は唇の乾燥を招くうえに、日焼けによるシミや色素沈着の原因になります。
リップクリームは保湿効果に加え、UVカット効果のあるタイプを選びましょう。
リップクリームを塗るときは、横方向ではなく縦ジワに沿って塗るとより効果的です。
もしもリップクリームで症状が改善しない場合、唇に合っていない可能性があります。
合わないリップクリームで荒れをくり返している唇には、皮脂膜の代わりになるワセリンで唇を乾燥や刺激から保護してあげましょう。
リップスクラブで古い角質をとる
乾燥や荒れでゴワゴワした唇は、古い角質を落とすリップスクラブが効果的です。
スクラブのテクスチャーが重いと唇に刺激を与えるため、できるだけやわらかいテクスチャーの商品を選びましょう。
リップスクラブを使う際は、角質がやわらかくなるお風呂上がりが最適なタイミングです。
唇をやさしくなでた後、綿棒で軽く拭き取るようにすると刺激を最小限に抑えられます。
唇に刺激を与えない
唇への刺激は紫外線に加え、唇を舌でなめる癖や口紅の洗い残し、香辛料などの刺激物も影響します。
唇をなめるとうるおった気分になりますが、角質がもろくなり、かえって乾燥が加速します。
また、口紅は専用のリムーバーを使い、洗い残ししやすい縦ジワもしっかり落とすことがポイントです。
辛い食べ物やアルコールをとる際に唇に直接触れるため、唇の荒れを招くので注意しましょう。
唇の集中ケアにLIPS SHOTがおすすめ
LIPS SHOTは、唇への保湿効果が高いとされる「ヒアルロン酸」を主成分としたリップパックです。
ヒアルロン酸を針状に結晶化しており、唇の角質の奥までヒアルロン酸がしっかり浸透。
乾燥や荒れでしぼんだ印象の唇が、うるおいのあるふっくらとした唇に導きます。
また、唇のキメを整えるビタミンEやB12を配合し、縦ジワが目立ちにくいツヤのある唇になれるメリットも期待できます。
食生活や生活習慣の見直しに加え、スペシャルケアとしてLIPS SHOTを使うと今までにない唇を手に入れられるでしょう。
まとめ
唇の乾燥や荒れ、口角炎は、ビタミン不足が大いに関係しています。
唇の粘膜を健康に保つだけでなく、免疫力の向上、アンチエイジングなど、ビタミンは美容と健康に欠かせません。
唇の状態に関係が深いビタミンAやB2、B6で、さまざまな食べ物に含まれています。
おすすめの食べ物をバランスよくとること、ダイエットや飲酒、ストレス、唇を舐める癖などの生活習慣の影響を減らしましょう。
また、リップクリームによる保湿と紫外線ケアに加え、より保湿効果が高いヒアルロン酸を補給できるLIPS SHOTが効果を発揮します。
わずか1分ほどでふっくらした唇に導いてくれるので、朝やお休み前、お出かけ前のリップケアに最適です。
顔の印象を左右する乾燥した唇から、キメが整ったツヤのある唇をLIPS SHOTで実現しましょう。