目元のたるみ・シワ・くまが気になっていませんか?
それぞれには原因があり、改善するためのエクササイズがあります。
エクササイズを毎日継続することで、あなたの悩みが解消できるかもしれませんよ。
目元のたるみ・シワ・くまの原因
目元のトラブルには原因があります。たるみ・シワ・くまのそれぞれの原因について解説していきます。
目の下のたるみの原因は「筋肉の衰え」
目の下がたるんでしまう一番の要因は、筋肉の衰えです。
年齢を重ねるごとに顔の皮膚を支える筋肉は衰えてしまい、その結果として皮膚がたるんでしまいます。
特に目の周りは皮膚が薄いため、たるみやすいのです。
この後に紹介するエクササイズは、デリケートな目元を内側から鍛えるためのものですので、年齢に関係なく対策ができます。
目の下のシワの原因は「乾燥」「摩擦」「眼精疲労」
目元の皮膚は、頬の10分の1ほどの薄さであると言われています。
そのため、乾燥や摩擦によってダメージを受けやすい箇所です。
目元は皮脂が少ないことから水分を保有しづらく、乾燥しやすいため、乾燥によってシワになってしまいます。
強い刺激も肌にダメージを与えることになり、洗顔時にゴシゴシこするだけでも、目元には非常に強い刺激になってしまうため、注意が必要です。
乾燥や摩擦以外にも、現代人はパソコンやスマートフォンの使用頻度が高く、目が疲れやすいものです。
眼精疲労は、目の周りの血行不良を引き起こすため、肌の代謝が悪くなり、結果としてシワを作る原因になってしまいます。
目のくまができる原因は「色素沈着」と「静脈の拡張」
目のくまは、遺伝とライフスタイルに影響を受けます。
この2つの要因によって引き起こされる原因が「色素沈着」と「静脈の拡張」です。
色素沈着は皮膚の黒ずみのことですが、遺伝性の場合と日光によるダメージによって黒ずんでしまう場合が考えられます。
静脈の拡張は、疲労の蓄積や食事の内容によって目の下の静脈が拡張されることで、静脈の色が濃く見えるようになり、目の下のくまとして表れます。
食事は果物や野菜、全粒粉の食品、脂肪分の少ないタンパク質などの栄養価が高いものを取るようにしましょう。
体内の炎症を抑える食生活を維持することで、静脈の拡張を防ぐことができます。
手軽にできる目元の改善エクササイズ
たるみ・シワ・くまの原因を元に、改善するためのエクササイズをご紹介します。
いずれも簡単にできるものですので、毎日少しずつ継続してみましょう。
たるみの改善:眼輪筋の強化
筋肉の衰えによる目の下のたるみは、眼輪筋を鍛えることで効果を得られます。
1分でできますので、毎日お風呂上がりや寝る前などに継続して行いましょう。
- 目に力を入れて閉じ、5秒キープします
- 目の力を抜きます
- 眉を上げることを意識して目を見開き、5秒キープします
- ゆっくりと自然な状態に戻します
- 1~5を5回ほど行います
シワの改善:上まぶたと目の下の筋肉強化
眼精疲労で目元の血行が悪い場合には、エクササイズが有効です。
たるみの改善にも有効ですので、合わせて実施してみてください。
上まぶたの筋肉の強化
- 口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします
- 1の状態のまま、目線を上に向けます
- 眩しいときの表情を作って5秒キープ&5秒かけてもとに戻します
- 1~3を1分間行います
目の下の筋肉強化
- 眉の下に人差し指を置きます
- 人差し指でまぶたを持ち上げます
- まぶたを持ち上げたまま、目を閉じて5秒キープ&5秒かけて目を開きます
- 1~3を1分間行います
シワ、くまに効くマッサージ&ツボ
目の周りはとてもデリケートであるため、マッサージを行い際には乾燥や摩擦を防ぐために、クリームやオイルを用いましょう。
シワ、くまに効くマッサージ
- 手のひらで温めたクリームを目の周りに伸ばします
- 人差し指、中指、薬指を眉頭に軽く置きます
- 眉頭からまぶたの上を通り、目頭に戻るように軽くマッサージします
- 3を2セット行います
くまに効くツボ
- 指でチョキを作って中指が耳の中心に来るように耳を挟み込み、20回ほど小さい円を描くようにマッサージします
- 耳の下から鎖骨にめがけて少し力を入れながらグーッと3回なでおろします
- 人差し指の腹で「目頭」「涙袋の少し下」「目尻の少し下」「目尻の指1本分下」「目尻の延長線上のこめかみ付近」の5箇所をツボ押しします
- 中でも「目尻の指1本分下」はくまに効くので念入りにツボ押しします
- 3~4を5秒ずつ2セット行います
アイケアを使用した目元の改善
アイケア製品を使用することで、目元の改善に効果があります。
目元の血行を促進させるためには、蒸しタオルやホットアイマスクが有効です。
毎日使用する化粧水やクリーム、乳液の違いについてもおさらいしておきましょう。
化粧水は表皮に水分を補給し、乾燥を防ぐために使用します。
クリームは肌に栄養を与えるため、乳液は水分・油分・栄養を与えるために使用するものですね。
目元の乾燥を防ぐためには、目元専用のアイクリームも良いでしょう。
毎日のスキンケアで正しく使用することで、目元のケアに効果があります。
シワ用の美容液やクリームは、シワを根本的に改善する成分が配合されているため、集中ケアをしたい方は、試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
目元のたるみ・シワ・くまは、筋肉の衰えや乾燥・摩擦、血行不良などが原因です。
目元の改善エクササイズによって、目元の筋肉を鍛えたり、マッサージやツボを刺激することで血行を促進させたりすることで改善が見込めます。
アイケア製品は、日頃の目元のケアをするために用いるものがほとんどですが、集中ケアをするための製品もありますので、あなたの状態に合わせて選んでみましょう。