育毛剤に多く配合されているセンブリエキスとは？どんな効果があるの？

育毛剤に含まれている成分として、よく見かけるものにセンブリエキスがあります。
「育毛剤に含まれている=髪や頭皮に良い」ということはなんとなくイメージできても、具体的な効果や、そもそもどんなものなのかということについてまではわからないという人も多いのではないでしょうか？

そこで、今回はセンブリエキスに含まれている成分や期待できる効果などについて詳しく見ていきましょう。

センブリエキスとはどんなもの？

では、はじめにセンブリエキスとは一体どんなものなのかについてご説明しましょう。

センブリエキスの”センブリ(千振・せんぶり)とは、日本や朝鮮半島、中国の日当たりの良い草地に生育するリンドウ科の二年草です。

センブリエキスとは、その名の通り”センブリ”の全草から抽出したエキスのことです。

センブリは漢方薬のひとつとして、古来胃薬として使われてきました。
センブリ全体はきわめて苦く、食欲不振、胸やけ、消化不良の治療にも用いられていますが、これは、センブリの苦みによって唾液や胃液、胆汁の分泌を促進されるからです。
また、胃を刺激して血行を良くする働きも持っています。

センブリとは、漢方において、”千回振り出してもなお苦い”という意味で「千振(せんぶり)」と呼ばれていることに由来しています。
また、よい薬になるという意味で「当薬(とうやく)」とも呼ばれることも。

では、センブリエキスにはどのような成分が含まれているのでしょうか？

スウェルチアマリンとはセンブリの苦み成分であり、唾液、胆汁、膵液などの分泌を促進する作用があります。
また、その作用によって、胃薬、消化不良、食欲不振などを改善する効果が期待できることから、苦味健胃薬として家庭薬にも配合されている成分です。

キサントン誘導体であるスウェルチアニンには、血行を促進する作用があります。

オレアノール酸はトリペルノンの一種で、抗菌作用や抗がん作用など７つの薬理効果が認められている成分です。

食欲不振や消化不良を改善する効果があることから家庭薬にも配合されているセンブリエキスですが、そのほかにも、以下のような効果を持っています。

センブリエキスには、毛根の細胞賦活作用や、毛根血管を増強したり、末梢血管を拡張することによって血行を促進させる効果があります。

センブリエキスには血流促進効果があることから、皮膚細胞の代謝を改善する効果や、発毛促進効果が期待できるのです。

センブリエキスが多くの育毛剤に含まれているのは、血流促進効果が期待できるからです。
けれども、育毛に効果が期待できる成分は、実はセンブリエキスだけではありません。

では、育毛に効果的な成分には、ほかにどんなものがあるのでしょうか？

グリチルリチン酸ジカリウムは多年生植物「甘草(カンゾウ)」の主要成分で、優れた抗炎症・抗アレルギー作用を持っています。
肌への刺激も少ないことから、薬用スキンケアコスメや育毛剤、シャンプーなどにも含まれている成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムが含まれた育毛剤を使用することによって、頭皮環境を改善する効果が期待できます。

オタネニンジン根エキスはウコギ科の植物であるオタネニンジンの根から抽出したエキスです。
血行促進作用や新陳代謝促進作用、細胞賦活作用を持っているほか、最近では、薄毛抑制作用や育毛作用も示唆されています。

モズクエキス(クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体)は、トンガ王国産の新品種の天然もずくから抽出される貴重な成分で、保湿作用や抗炎症作用、細胞賦活作用など様々な効果が期待できます。
ファーサには、センブリエキスに加えて、ご紹介した3つの成分全てがバランスよく配合されています。

さらに、ファーサのスキャルプパッチと育毛トニックをダブルで使うことによって、より高い育毛効果が期待できるのです。

リンドウ科の植物から抽出され、漢方薬のひとつとして、古くから胃薬に使われていたというセンブリ。
これは、センブリは口に含むと非常に苦いため、胃液や胆汁、唾液の分泌が促進されるという作用を利用したものです。

また、センブリエキスには血行を促進する作用もあります。
そのため、センブリエキスが含まれている育毛剤を使うと、頭皮の血流が改善されるため、発毛促進効果が期待できるのです。

ファーサには、センブリエキスに加えて、希少価値の高いモズクエキスやオタネニンジン根エキスなどの育毛有効成分もバランスよく含まれているので、本格的な頭皮ケアができます！