抜け毛の多さは季節で変わるって本当?季節の抜け毛予防対策

薄毛

シャンプーやブラッシングで髪が抜けるのは、髪が最後まで成長して抜け落ちた証拠です。
成長が終わった髪は1日で100本程度抜けますが、「季節によって抜け毛の量が変わる」と感じたことはありませんか?

実際のところ、季節の変わり目や環境の変化などで、抜け毛の原因が異なるのです。
こちらでは、季節で抜け毛が増える理由と、季節性の抜け毛を予防する対策法について解説します。

抜け毛が増えるのは季節の変わり目

春や秋などの季節の変わり目は、抜け毛が特に増える時期といわれています。
そこで、通常の時期の抜け毛と、季節で抜け毛が増える要因について見ていきましょう。

1日に100本程度抜けるのは正常

シャンプーやブラッシングのたびに出る抜け毛は、髪の成長が終わって自然に抜け落ちたものです。
通常であれば、1日に100~150本程度、髪全体の0.1%が抜けることは正常といえます。

髪の成長は、ヘアサイクルという周期を順にめぐっています。
新しい髪が長く伸びる「成長期」、成長が終わる「退行期」、髪が自然に抜けたあとの「休止期」というサイクルです。
100本程度抜ける髪は退行期にあたるもので、髪が抜け落ちるのは新しい髪を作るために必要なことなのです。

秋に抜け毛が増える要因

抜け毛がもっとも多いと感じる時期は「秋」でしょう。
人間も動物と同じく、秋が生え変わりの時期になるため、抜け毛が増えたと実感するのです。

また、別の要因として、春~夏に受けた紫外線、プールの塩素によるダメージも要因と考えられます。
夏は海やプールなどのリゾート地に出かけることが多いため、強い日差しによる紫外線ダメージが蓄積し、秋に抜け毛となって現れるのです。
特に、春先は紫外線がもっとも多く降り注ぐため、夏のダメージと合わさることで抜け毛に発展すると考えられるでしょう。

春の抜け毛は生活環境のストレス

春は出会いと別れの時期というように、就職や入学などで新生活をスタートする方も多いでしょう。
しかし、新生活で慣れない環境に身を置くと、神経を使うことでストレスに発展します。

また、新生活は何かと忙しく、食事も外食やコンビニなどが多くなるものです。
栄養バランスの偏りは、健康面だけでなく髪の成長を妨げることで抜け毛につながります。

冬に抜け毛が増える要因

季節の変わり目の抜け毛とは異なり、冬は湿度と気温が原因で抜け毛を引き起こします。

頭皮の乾燥

冬は外の空気が乾燥するうえに、暖房の風で室内もカラカラに乾燥しています。
暖房の効いた部屋に長時間過ごすことで、頭皮が乾燥してフケやかゆみを招きます。
かゆみがあると無意識に頭皮をかいてしまいますが、この行為が頭皮に大きな刺激となって抜け毛につながるのです。

また、乾燥した皮膚はうるおいを保つために、皮脂を過剰に分泌させる働きがあります。
頭皮の皮脂が過剰になると、毛穴に皮脂が詰まって抜け毛や薄毛の原因になるので注意が必要です。

冷えによる血行不良

1年の中でもっとも気温が低い冬は、体が冷えることで血行不良を招きます。
体の血行不良は頭皮にも影響するため、栄養や酸素が頭皮に行き渡らずに抜け毛が起きるのです。

季節性の抜け毛予防法

季節ごとに起きる抜け毛は明確な理由があるため、それらを対処することで抜け毛の量を抑えることができます。
そこで、春、秋、冬の抜け毛を予防できる、以下の方法を実践しましょう。

頭皮の紫外線対策

紫外線は秋の抜け毛の原因になるため、顔の日焼け止めとともに、頭皮の紫外線対策も必要です。
紫外線の強い春や日差しの強い夏は、帽子や日傘で頭をカバーする方法が有効です。
また、頭皮は日焼け止めが塗れないため、UVスプレーを使ってもいいでしょう。

食事と睡眠の見直し

食べ物からとる栄養と、成長ホルモンを分泌する質のいい睡眠は、季節を問わず髪の成長に欠かせません。

食事ではタンパク質やビタミン、ミネラルなど、バランスを重視することがポイントです。
タンパク質は髪の原料となり、ビタミンは髪が育ちやすい頭皮環境に整える、ミネラルは髪の成長を促すという働きをします。
それぞれの栄養素でおすすめの食べ物は、以下のものが挙げられます。

タンパク質 肉、魚、卵、大豆
ビタミン レバー、青魚、マグロ、乳製品、ナッツ、キウイ
ミネラル 牡蠣、レバー、肉、魚介類、アーモンド、チーズ

これらの食材をなるべく多くとることで、頭皮の環境が整い、太く健康な髪が育つでしょう。

また、質のいい睡眠がとれると、髪の成長に関係する成長ホルモンがしっかり分泌されます。
寝入りから3時間がもっとも分泌量が多くなるため、質のいい睡眠をとるために、以下のポイントを実践しましょう。

  • 部屋は電気を消し、寝る1時間前はスマートフォンを見ない
  • 就寝と起床の時間はなるべく一定にする
  • 寝る直前の食事と入浴をしない
  • 起きたら朝日を浴び、体内時計をリセットする

育毛剤で抜け毛を防ぐ

紫外線対策や食事、睡眠に加え、育毛剤をプラスすると抜け毛予防に効果的です。

おすすめの育毛剤「fa:sa」の育毛トニックには、高い保湿効果で知られるヒアルロン酸を配合。
頭皮が乾燥しやすい冬に使うことで、冬の抜け毛対策に効果的です。

また、育毛トニックと合わせて使うスキャルプパッチは、モズクエキスなどの育毛の有効成分を配合し、健康な頭皮環境を保つことで太く健康な髪に成長します。
季節を問わず1年中育毛剤を使うことで、季節ごとの抜け毛を予防しましょう。

まとめ

成長が終わった髪は自然に抜け落ちるため、1日100本程度の抜け毛は心配する必要はありません。
しかし、春や秋、冬に抜け毛が増えるのは、季節ごとの理由が関係しています。
春は新生活のストレス、秋は生え代わりの時期と紫外線のダメージ、冬は湿度と気温の低さが抜け毛の原因です。

季節ごとの抜け毛予防法は、紫外線対策やバランスのいい食事、質のいい睡眠が効果的です。
特に、食事と睡眠は頭皮環境や髪の成長に関わるため、日頃の生活習慣を見直しましょう。

また、健康な頭皮環境をキープし、育毛成分を頭皮に直接与えられる、育毛剤をプラスすると抜け毛予防に効果的です。

fa:sa(ファーサ)はヒアルロン酸による保湿効果と、さまざまな育毛成分で健康な髪の成長に役立ちます。
季節ごとの抜け毛に悩んでいる方は、1年を通してfa:sa(ファーサ)を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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