抜け毛と切れ毛の違いとは?抜け毛・切れ毛の原因と対策法

薄毛

健康に育つはずの髪が、抜けたり切れたりすることに悩む方も多いでしょう。
一見すると似ている抜け毛と切れ毛ですが、実は根本的な原因とメカニズムに違いがあるのです。

抜け毛と切れ毛の予防対策も異なるので、症状に合わせてケアをしなければなりません。
こちらでは、抜け毛と切れ毛の原因とメカニズム、抜け毛と切れ毛を予防する対策法について解説します。

抜け毛・切れ毛の違いと原因

抜け毛と切れ毛の原因とメカニズム、髪の状態から見分ける方法を把握しましょう。

抜け毛とは?

抜け毛とは、毛が根本から抜けることを指します。
髪は成長をくり返しており、1日に100本程度抜けるのは自然なことです。
毛の根本側が丸い球状の毛根がついている、マッチ棒のような状態であれば、健康な状態で抜けた髪の証拠です。

抜け毛の主な原因とは、髪の生え代わりである「ヘアサイクル」の乱れです。
ヘアサイクルは、新しい髪が作られて成長する「成長期」、成長が終わった髪が抜けるまでの「退行期」、髪が抜けた毛根で髪が作られるまでの「休止期」をくり返しています。
しかし、ストレスや睡眠不足、バランスの悪い食生活などでヘアサイクルが乱れ、髪が成長できずに抜け毛が起こるのです。

ヘアサイクルが正常ではない、問題のある抜け毛は以下の特徴が見られます。

  • 毛先が尖っている
  • 丸い毛根がない
  • 毛根が小さい
  • 毛根の形が丸くなくゆがみがある
  • 毛根から細い毛が出ている
  • 抜け毛が極端に短い

上記のような抜け毛はヘアサイクルが乱れており、成長途中で抜けてしまったものと考えられます。
また、頭皮の毛穴が皮脂で詰まる、ストレスによる血行不良で栄養が不足することも抜け毛の原因です。

切れ毛とは?

切れ毛とは、髪が途中から切れてしまうことで、毛球がついていないのが見分け方のポイントです。
切れ毛の原因は主に髪のダメージで、わずかな摩擦や力で簡単に切れてしまうほど、髪がもろくなっている証拠になります。

切れ毛になるほどのダメージは、カラーやパーマの薬剤、ヘアアイロンの熱、栄養不足、女性ホルモン減少、ストレスが主な要因です。

カラーやパーマ、ヘアアイロンを頻繁におこなうと、ダメージが蓄積されて髪の内部がボロボロになります。
タオルドライやブラッシングなどのわずかな摩擦でも、簡単に髪が切れてしまうのです。

また、過度なダイエットによる栄養不足に加え、ストレスによって自律神経が乱れると血行が悪くなり、髪に必要な栄養が行き渡らなくなります。
女性ホルモンの場合、髪の健康に関わる「エストロゲン」が年齢やストレス、睡眠不足などで減少し、髪が成長できずに切れ毛につながるのです。

抜け毛を予防する対策法

ヘアサイクルの乱れが主な原因の抜け毛は、以下の方法で対策すると効果的です。

ヘアケア方法の見直し

シャンプーで頭皮の皮脂や汚れをキレイに落とし、頭皮の環境を整えることも抜け毛対策に有効です。

界面活性剤を使用した安いシャンプーは、洗浄力が強すぎることで、かえって頭皮を傷める原因になります。
そのため、洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーを使うと、適度な油分がある健康な頭皮に近付きます。

シャンプーをする際は、髪をしっかり濡らしてからシャンプーをつけ、頭皮を指の腹で揉むように洗うこと、すすぎはしっかり流すことが大切です。
頭皮を洗うときにマッサージすると、頭皮の血行が促進され、栄養不足も解消できます。

また、頭皮にいいシャンプーに加え、頭皮と髪に栄養を与える育毛剤をプラスすると抜け毛対策に効果的です。
おすすめの育毛剤「fa:sa(ファーサ)」は、有効成分が頭皮の角質層まで浸透し、健やかな髪を育てる効果が期待できます。
髪にハリとコシが復活し、抜け毛や切れ毛が気にならなくなるでしょう。

生活習慣の見直し

ヘアサイクルの乱れを正常化するには、生活習慣を今一度見直しましょう。
なぜなら、食事からとる栄養素は髪の成長に関わるため、バランスの悪い食事を続けると抜け毛につながるからです。
偏った食事をやめ、バランスを重視した食事をとることを心がけましょう。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、髪の成長や細胞の修復に欠かせません。
睡眠不足は成長ホルモンの分泌が減ってしまうため、「質のいい睡眠」をとることが大切です。
寝る前のスマホをやめる、寝る2~3時間前に入浴する、起床しきたら朝日を浴びることが、質のいい睡眠をとるポイントです。

そして、ストレスは自律神経を乱し、血行不良による頭皮の栄養不足を招きます。
ストレスは抜け毛だけでなく、心身の健康を左右するため、ストレスはなるべく溜めないように心がけましょう。

これらの生活習慣の見直しは、切れ毛予防にもつながります。
健康な髪は規則正しい生活習慣で作られるため、ヘアケアと育毛剤と並行することが大切です。

紫外線から頭皮を守る

強い紫外線は頭皮と髪にダメージを与え、抜け毛と切れ毛の両方が起こる可能性があります。
頭皮を紫外線から守るために、帽子や日傘でガードすることが大切です。

切れ毛を予防するヘアケア方法

髪のダメージが原因の切れ毛は、ヘアケアを見直すことが対策の基本です。

髪がボロボロに傷んだ髪はシャンプーの摩擦でも切れ毛が起きるので、シャンプー前にブラッシングをおこない、髪の絡みをほどいておきましょう。
シャンプーをつける前に予洗いすると、シャンプーがよく泡立って髪の刺激が減り、汚れもキレイにおちて一石二鳥です。

また、シャンプーの最後に、傷んだ髪を修復するトリートメントを使うこともおすすめです。
タオルドライは髪同士を擦らないよう、タオルで挟んで水分をとるのがコツです。

濡れた髪を乾かさないで放置すると、キューティクルが開いたままになり、髪の表面が荒れて切れ毛が起きやすくなります。
そのため、ドライヤー前はアウトバストリートメントをつけると、摩擦を抑えられ、ドライヤーの熱ダメージも軽減されます。

また、カラーやパーマの頻度を少なくすること、傷んだ髪をカットする方法も効果的です。

まとめ

抜け毛は髪が毛根から抜けること、切れ毛は途中から切れてしまうという違いです。
抜け毛はヘアサイクルや頭皮環境、生活習慣の乱れが主な原因で、切れ毛は髪のダメージによって起こります。
抜け毛の予防は生活習慣やシャンプーのやり方を見直すこと、ストレスを溜めないことが大切です。

一方、切れ毛対策は、ヘアケアで髪のダメージを改善することが基本です。
薬剤のダメージが大きい、カラーやパーマを減らすことも、切れ毛の予防につながります。

生活習慣の見直しや正しいヘアケアとともに、育毛剤で頭皮に必要な栄養を直接与える方法も効果的です。
さまざまな有効成分を配合し、成分が頭皮にしっかり浸透するfa:sa(ファーサ)で、抜け毛と切れ毛のない健康な髪を取り戻してみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました