唇の乾燥や荒れを治そうと、こまめにリップクリームを塗っている女性も多いはず。
しかし、「リップクリームを塗っているのに乾燥が治らない…」、という悩みはありませんか?
唇は皮膚の中でもともと乾燥しやすいうえに、リップクリームの塗りすぎで乾燥を招くこともあるのです。
こちらでは、リップクリームを塗っても乾燥する原因、乾燥を根本から改善するケア方法について解説します。
リップクリームが逆効果!?すぐに乾燥する原因
リップクリームを塗ってもすぐに乾燥するのは、以下のことが原因と考えられます。
乾燥に効果があると思っていた行為が乾燥を招いている可能性もあるので、自分に当てはまることがないかチェックしましょう。
そもそも唇は乾燥しやすい構造
唇は表皮の角層がもっとも薄いうえに、細胞内の水分を保持する天然保湿因子(NMF)が少ないという特殊な構造をしています。
そのため、うるおいを保持する力が弱く、外部の刺激を受けやすいことで乾燥につながります。
また、唇は紫外線のダメージを予防するメラニン色素が少なく、紫外線の影響を受けやすいことも乾燥を招く要因の一つです。
リップクリームの塗りすぎは乾燥を招く!
唇の乾燥を防ごうとリップクリームを何回も塗ると、その行為がかえって唇に刺激になることも乾燥を招く原因の一つです。
また、リップクリームの塗りすぎで、角層が生まれ変わるターンオーバーの働きが乱れます。
ターンオーバーの乱れにより、細胞の成長が阻害されて唇本来の保護機能が弱まって乾燥につながります。
また、リップクリームの塗りすぎで乾燥した唇を保湿しようと、リップクリームを塗る、回数が増えて唇に負担がかかる、という悪循環のループに陥るので注意が必要です。
常にリップクリームを塗らないと落ち着かない、いわば依存症に近い状態になるケースも珍しくありません。
1日に6回以上塗ると乾燥のリスクが高まるので、乾燥が気になっても塗りすぎだけは避けましょう。
合わないリップも乾燥の原因
リップクリームを適度に塗っていても乾燥が続く場合、リップクリームが唇に合わない可能性が考えられます。
唇に合わないという状況は、リップクリームに含まれる成分が刺激になるためです。
唇の乾燥対策に紫外線ケアは有効ですが、UVカット成分が唇に刺激を与える場合があります。
日中に外出するケースは問題ありませんが、自宅にいるときは通常のリップクリームを使うといいでしょう。
薬用リップクリームに多いメンソールはアレルギー反応が出る可能性があり、口紅を固める働きがある、ひまし油は唇が荒れやすいので注意が必要です。
唇の乾燥をリップクリームで改善するコツ
リップクリームで唇にうるおいを与えるためには、リップクリームの選び方と塗り方にポイントがあります。
そこで、唇の症状ごとの選び方と、保湿効果が得られる塗り方を紹介します。
リップクリームの選び方を変える
リップクリームを適度に塗っていても乾燥が気になる方は、保湿効果がメインの化粧品タイプがおすすめです。
唇の荒れには向いていませんが、UVカット効果や色付きなどの機能があり、デイリー使いに適しています。
また、リップクリームの塗りすぎで乾燥している方は、薬用(医薬部外品)タイプがおすすめです。
保湿と荒れを予防する成分が含まれているため、塗りすぎによる摩擦で唇が荒れることを防いでくれます。
皮むけや炎症、ひび割れ、かゆみといった唇の荒れには、医薬品タイプが効果的です。
抗炎症作用による炎症を鎮める効果、荒れた唇を修復する効果が期待できます。
ただし、ひび割れでリップクリームが染みる場合、膜になって唇を保護するワセリンを使うといいでしょう。
保湿や抗炎症作用といった機能的な成分は含まれていませんが、ワセリンは肌に浸透しない性質があります。
乾燥しない状態を長くキープできるので、一時的に唇を保護するには最適な方法です。
乾燥しないリップクリームの塗り方
唇の状態に合ったリップクリームを選んでも、塗り方が間違っていると効果が半減してしまいます。
乾燥をしっかり防ぐには、縦ジワに沿って塗り、しっかり浸透させることが大切です。
唇に直塗りすると唾液などで雑菌が繁殖しやすいので、なるべく指やブラシを使って塗ると衛生的に使えます。
また、リップクリームはいつまでも使えるものではありません。
開封後は成分が酸化してしまうため、半年くらいで使いきりましょう。
しばらく前に買ったリップクリームは使わず、新しいものに買い替えることも大切です。
高保湿の集中ケア!LIPS SHOTのおすすめポイント
LIPS SHOTは、高保湿成分のヒアルロン酸が主成分のリップパックです。
浸透しにくいとされるヒアルロン酸を針状に結晶化したパックを唇に直接貼り、専用のエッセンスで針をゆっくり溶かしながら角層の奥まで成分を浸透させます。
ヒアルロン酸の力で乾燥した唇にたっぷりとうるおいを与え、さらにビタミンE誘導体などの美容成分が乾燥や荒れで乱れた唇のキメを整えてくれます。
ふっくらと美しい唇に導くLIPS SHOTは、リップクリームを塗っても乾燥する唇に悩みに根本から働きかけてくれるでしょう。
まとめ
唇はもともと乾燥しやすい性質ということもあり、こまめな保湿ケアが欠かせません。
しかし、リップクリームを塗りすぎると逆効果になるので、1日6回以下に抑えることが重要です。
乾燥や荒れの具合に合わせてリップクリームを選ぶこと、縦ジワに沿って塗ることも効果的な乾燥ケアにつながります。
ただし、リップクリームを塗ると乾燥や荒れが起きる場合、成分が唇に刺激を与えている可能性が考えられます。
ひび割れなど荒れ具合がひどい場合は、唇の表面を保護するワセリンを使うといいでしょう。
もしもリップクリームを塗っても乾燥が続く方は、高保湿成分のヒアルロン酸を角質の奥までしっかり浸透できるLIPS SHOTがおすすめです。
唇のキメを整える成分も配合しているので、乾燥で見た目がしぼんでしまったから、ふっくらとツヤのある唇に導いてくれます。
デイリーケアはリップクリーム、スペシャルケアはLIPS SHOTと、上手に使い分けると乾燥知らずの唇になれるはずです。