この頃、なんだか顔が老けて見える……なんて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
実は見た目年齢が老けてしまう大きな原因の1つが、目元。
つまり、目元のケアを行ってシワやたるみを改善するだけで見た目年齢が若返る可能性があるということです。
ここでは、目元が見た目年齢に影響する理由や、効果的な目元ケア方法とおすすめグッズなどを解説していきます。
目元のシワやたるみに悩んでいる方、見た目年齢をアップさせたい方はぜひチェックしてみてください。
見た目年齢のために目元ケアが必要な理由
目元のケアを行ってシワやたるみを改善するだけで見た目年齢が若返る可能性がある、と上で述べましたが、その理由は大きく分けて3つ。
ここではそれぞれの理由について説明します。
目元にシワ・たるみが起こると10歳以上老けて見える
人の第一印象を左右する大きな要因である、目。
会話をするときには目を見ることが多いこともあり、目元は必然的に他人の目に入るパーツになっています。
その影響力は大きく、他のパーツは綺麗であっても、シワやたるみがあるだけで10歳以上老けて見えるといわれているほど。
逆に言えば、シワやたるみがなければ10歳以上若く見られることも可能なのです。
目元の皮膚は他の皮膚よりも薄くヒアルロン酸が多い
そもそも、なぜ目元に年齢が出やすいシワやたるみができるかというと、原因は皮膚の薄さとヒアルロン酸。
目元の皮膚の厚さは他の皮膚の約1/3ととても薄く、その分乾燥しやすいのが特徴です。
つまり、ケアを怠るとすぐに乾燥してしまい、良く動かす部分という原因と相まって小ジワに繋がるのです。
また、目元にはヒアルロン酸の構成比が多いのも特徴の1つ。
こちらも年齢を重ねるとヒアルロン酸が減少し、ケアを怠るとたるみができてしまうのです。
目元ケアはなるべく早くしたほうがいい
一般的に、目元ケアを始めようと考え始めるのは、シワ・たるみ・乾燥が起きてからのケースが多く、なかには40代から目元ケアを始める人も少なくありません。
しかし「これから出てくるシワやたるみを予防するケア」よりも「できてしまったシワやたるみを改善するケア」のほうが難易度は高く、症状が出てからケアをしても思うような結果がでない可能性があります。
さらに、効果が出るまでに時間がかかるため、結果的にシワやたるみのある顔と長く付き合っていかなければならない可能性も。
そのため、予防の面も含めて目元ケアは早くから行うのがおすすめです。
目元のシワ・乾燥小ジワ・たるみに効果的な目元ケア方法
目元ケアとはどのように行えば良いのか気になりますよね。
そこでここでは、目元のシワや乾燥小ジワ、たるみに効果的な目元ケア方法を5つご紹介します。
アイクリームを毎日のスキンケアにプラス
目元ケアの代表格が、アイクリーム。保湿効果で乾燥を防ぎ、ヒアルロン酸を補う効果のあるもの、たるみを引き起こす筋肉に働きかけるものがあります。
目元は皮膚が薄く、ダメージを受けやすいため、「やさしく・じっくり・丁寧に」の3つを意識してつけるようにしましょう。
また、アイクリームをつける前に目元を温めておくのも効果的です。
目元にも紫外線防止対策を
目元のシワの大きな原因の1つでありながら、あまり意識されていないのが、紫外線。実は、紫外線は肌内部のコラーゲンを作る細胞を破壊する性質を持っています。
コラーゲンが低下するということは、肌のハリがなくなるということ。
目元のシワやたるみとなって現れるのです。
そのため、日焼け止めなどの紫外線対策を行うことが大切。
サングラスやUVカット成分入りの化粧下地などを上手に利用して、日常的に紫外線対策を行うようにしましょう。
目元のたるみに効果的な眼輪筋エクササイズ
目元がたるむ原因の1である眼輪筋の衰えに効くのが、眼輪筋エクササイズ。
以下の手順で挑戦してみましょう。
- 目を開けた状態で、横に8の字を描くように眼球を動かす(左右3回ずつ)
- 目を軽く開き、下まぶたを押し上げてゆっくりと目を細め、ゆっくりと元に戻す(3〜5回)
目元のハリ改善にツボ押しが効果的
目元のたるみを改善し、ハリを取り戻すためにはツボ押しも効果的。
以下のツボを押してみましょう。
- 球後:目尻から骨にそって指1本分下がったところにあるツボ。目尻に向かって軽くはじくように5回ほど押す
- 四白:黒目の真下にある骨の縁から、指1~1.5本ほど下がったところにあるくぼみにあるツボ。
人差し指の腹で優しく5秒押して離すことを3〜5回繰り返す - 瞳子りょう:目尻の少し外側の骨のくぼみにあるツボ。中指の腹で左右同時に5秒押して離すことを、3回繰り返す
目元のシワに効果的なマッサージ方法
目元のシワに効果的なマッサージ方法もご紹介します。
以下の手順でやってみましょう。
- 眉頭から眉尻にかけて5カ所程度、少し痛みを感じる程度に力を入れて、眉に沿って皮膚をつまむ
- 目尻から目頭にかけて5カ所程度、上まぶたの上部の皮膚をつまむ
なお、マッサージをする際には以下の点に注意してください。
やりすぎはシワの原因になるので、必ず守りましょう。
- 決められた回数を守る
- 3日に1度程度でOK
目元ケアに効果的!おすすめスキンケア&グッズ
マッサージやツボ押しなども良いですが、スキンケアや目元ケア用のグッズを使えばさらに効果を得られる可能性が高いのでおすすめ。
ここでは主な3つのグッズについて説明します。
目元用美容液(アイセラム)
目元用美容液とは、保湿が主な目的のアイクリームとは違い、以下のような効果を目的として作られているアイテム。
自分の求める効果に合った製品を選ぶことができるのがメリットで、ジェルタイプやロールオンタイプなど、形状も様々です。
- シワの改善
- 血行促進
- ハリの改善
- 透明感アップ
目元ケア家電
近年増えてきているのが、目元ケア家電。
リラックス効果の高いアイマスク型と持ち運びに便利なスティック型があり、以下のような機能がついています。
- マッサージ
- あたため
- スチーム(保湿)
マッサージでシワとたるみを、スチームで乾燥を防ぐ効果が得られるので、リラックスする目的だけでなく目元年齢の引き上げ目的にもおすすめです。
目元パック
目元を集中的にケアできる目元パックは、その手軽さが人気。
乾燥小ジワなどが気になるようでしたらヒアルロン酸やコラーゲンを配合したものを、たるみが気になる場合はレチノール、ナイアシン、ビタミンC誘導体などの肌にハリを与える成分が配合された目元パックを選びましょう。
シート状のものやクリーム状のもの、マスク状のものなどタイプは様々ですが、せっかくヒアルロン酸が配合されたものを使用しても、肌の奥には届いていないこともあります。
より確実に肌の奥に浸透させるためにおすすめなのは、マイクロニードルを使用した目元パック。
ヒアルロン酸を極細の針で目元に注入しているので、効果が実感しやすいでしょう。
まとめ
目元のシワやたるみは、見た目年齢を10歳以上老けさせる原因。1度出来てしまったものを無くすのはとても苦労するので、目元ケアは年齢関係なく早めに取り入れることが大切です。
今回ご紹介した目元ケア方法を実践し、シワやたるみのない若々しい目元を手に入れてください。